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NK細胞とは

ウイルスやガンを攻撃するNK細胞

インフルエンザを予防する上で欠かせない免疫物質がNK(ナチュラルキラー)細胞です。

自然免疫に分類されるNK細胞はリンパ球の中に含まれており、

その中ではわずか数パーセントしか存在しません。

最大の役割は、常に体に中を巡回し、

インフルエンザなどのウイルスやガン細胞を発見すると攻撃することです。

毎日、ヒトの細胞は4,000~6,000個が異常化するといわれており、

中にはガン細胞へと移行するものがあります。

私たちが簡単にガンにならないのは、

NK細胞が阻止してくれているからです。

細胞よりも小さなウイルスは、

細胞の中に入って急激に増えます。

しかし、一定以上に増えないと病気は起こりません。

そこで、ウイルスに感染した細胞は、

まわりの細胞に感染が広がらないようにインターフェロンという物質を作り出します。

このインターフェロンを作る際に深く関与しているのもNK細胞です。

これらのことはすでに実験にて確認されています。

NK細胞の働きが完全でないマウスは、

ガンの転移が進んだり、ウイルスが排除できず、

生存率が著しく低下したりすることが報告されているのです。

ヒトにおいても、

NK細胞の活性化が高ければ、ガンの発生率は低く、

活性化が低ければ、逆に発生率は高くなることが明らかになっています。

NK細胞の大敵は冷えとストレス

ウイルスやガンをやっつけるNK細胞にも弱点があります。

そのひとつが冷えです。

体が冷えるとNK細胞の活性力が低下してしまいます。

暖かくしていないと風邪をひいてしますという裏には、

このような理由があったのです。

昔から「病は気から」といわれていますが、

免疫系や脳神経系、内分泌系などは相互に作用しており、

心の状態が免疫にも大きな影響を及ぼしていることが判明しました。

ストレスもNK細胞にはよくありません。

強いストレスを感じると、

NK細胞の数が減り、そのため免疫機能が低下することは

実験によって確認されています。

そこで注目されているのが「笑い」で、

大阪府立健康科学センターの調査では、

落語を鑑賞した後にはストレスホルモンが低下し、

笑うことでNK細胞が活性化され、

糖尿病患者の食後血糖値の上昇を抑制したという結果も得られました。

また、15歳前後をピークとして、加齢によってもNK細胞の数は減少します。

高齢になると、どうしてもガンや生活習慣病の発生率が高くなるのは

これも一因といっていいでしょう。

引用

レインボー・健康情報マガジン レインボー通信

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